飯田橋駅から徒歩5分強のところにある「Wine&Coffee A」。2023年11月オープンと新しいお店であり、お隣の「TOKYO CURRY BUCCI」が目印。
ワインバー営業は18時〜24時らしく、週末に限り前半の時間はオーナーとは別の方(?)がカフェ営業しているそうです。たまたま近くを通りかかりかつインスタグラムにてお店の存在を認知していたので突撃訪問。店内はカウンター6席ほど?のかなりコンパクトなお店です。
上記の営業スタイルを知らず、営業開始前の時間に訪れてしまったのですが、カフェタイム担当のバリスタ(?)のお姉さんが「私はあまり詳しくないんですけど、今グラスであるワインはこちらです」とお見せくださったおかげで、無事ワインを飲むことができました。ありがとうございます。
この日は、ソムリエ試験に向けて勉強中の方が同伴だったのもあり、お相手の勉強にもなればと思いオーストリアの白と赤をそれぞれ1杯ずつ。
こちらはグリューナ。すりおろしたリンゴのような酸味が心地よい。
こちらはピノノワール。オーストリアのピノってなにげお初かも。余韻は若干短めなものの、タイトな酸や複雑なアロマがブルゴーニュスタイルを彷彿とさせる。購入してすぐ飲むのであるならこういったワインがいいんだろうなー価格的にも。
てか、当店はさすがワインバーとだけあってカジュアルな内装とは裏腹グラスの取り揃えが素晴らしいですね。
この日は、たまたま店主のご出勤が早かったのもあり、我々がグラスワインを飲んでいる間に、先の彼女と店主がバトンタッチ。本来ならば営業時間外なのにワインをいただき居座ってしまったので、ちょっとお礼の意も込めて「(もし開けてみたいものがあればそちらで)1万円強の予算でボトルのシャンパーニュを」とおつたえをして、見繕っていただきました。
コートデブラン地区の一級畑「ヴェルテュ」のブランドブラン。初めてお目にかかる生産者。シャルドネ種らしくエレガントな酸味を感じるもののどこか旨味を感じ、天ぷらとかと合わせたら大変美味しそうだなと感じました。
個人的には、シャンパーニュと焼き菓子のペアリングが好きなので陳列されているアーモンドクッキーみたいなのもいただくことに。
御礼のつもりが、反対にご厚意でグラスの白ワインを頂戴してしまいました。久しぶりに飲みましたがやはり素晴らしい生産者。マコンの新たな可能性を感じます。
なんだかんだで1時間半近く滞在してしまいました。営業スタイルや店内の雰囲気はイマドキながらも、ワインのセレクションは本格派。バーというよりもワインスタンド的な印象を受けましたが、グラス1杯サクッといただくのも良し、店主と相談してボトルワインを2人でシェアするのも良しなお店です。
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