ジュウバー/飯田橋

 

神楽坂通りの中腹あたり、神楽坂ビルという建物の3階にあるのですが特にコレといった目印はなく初見であれば確実に通り過ぎてしまうと思います。デートで利用する際は下見に来ておいた方がスマート。あと意外と駅から歩くため猛暑の日などは結構汗かいちゃうかも。

噂には聞いていましたが、六本木の中華「52(ゴニ)」同様、入口もひっそりとした佇まいで隠れ家感があります。運営はどうやら青山に本店を構える「希須林」らしいとのことです。

扉を開けると調理場に面したカウンター席が目に飛び込み、奥にはテーブルの席。どうやら個室まで用意がありさまざまなシーンでお邪魔できそうです。事前に予約を入れておいた我々はカウンター席に案内されます。

生ビールは700円そこらであり、ジンやウイスキーなどのスピリッツについても1杯1,000円を下回る値付けで酒飲みには大変ありがたい。

当店のシグニチャーディッシュである肉団子。魚香(ユィシャン)という四川省で魚料理に使われる酸・辛・甘の調味法と青山椒を掛け合わせたものだそうです。魚香というのがどういうことかよくわかりませんが、青山椒のアクセントが心地よく美味。オトナのミートボール。


モツの麻辣煮込み。見た目よりも辛さはマイルドでありややパンチにかける。

レバニラ。大ぶりのレバーがいくつか入っているのは嬉しいのですが、良くも悪くもレバー特有の食感や風味が乏しく、評価が分かれる一皿のように思いました。私はコレはコレで好きですが。

酒を3杯ずつ飲みお会計はひとり4,000円ちょっと。この日は2軒目利用であったためやや抑えめでしたが、通常の飲食であっても6–7,000円ほどに落ち着くことでしょう。「予約が取りづらい」と周りのひとたちが口を揃えて言っていたのですが、1時まで営業しており遅い時間帯であれば結構すんなり入れそう。次は早い時間からしっかり食事に参りたいと思います。飯田橋って気張らずにしっかりした料理をいただけるお店が多くて結構訪れるのですが、当店もまさに。初めてのデートで女性をお連れしたらまぁハズさないでしょう。

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