通称「青デニ」の名で親しまれた「デニーズ南青山店」(2023年閉店)から150m離れたところにひっそりと佇む「亜細亜割烹 蓮月」。
品川祐司オーナーシェフは「ザ・キャピトルホテル 東急」にて6年間サーヴィスとして働いたのち25歳の時「サンバレー那須」にて中華料理の基礎を学び、修行。その後6年間ラーメン店で経営ノウハウなどを学んだのち独立。同年開催の「第7回中国料理世界大会 」では金メダルを獲得したそうな。
店内はカウンター席にテーブルが一つと非常にコンパクト。メニューもスペシャリテの餃子を含む6品とかなり絞っています。
酒の値付けは立地のわりに安く、生ビールは650円ほど。
青唐辛子と胡瓜と香菜のサラダ。香菜とはいわゆるコリアンダー、パクチーと聞いた方がピンとくるかもしれません。清涼感たっぷりで口いっぱいにグリーンが広がります(?)。スターターとしてはもちろん途中箸休め的にもちょうど良くパクチー好きは注文必須の一皿です。
手作り焼き餃子。焼きあげるのに時間がかかるのでしょうか、注文してから20分近く要しました。
餃子とは皮を食べる料理なんじゃないかと思うくらい皮がめちゃうま。今まで食べた餃子ランキングトップ3に入る味わいです。1人2皿は余裕で食べれる。
水餃子。焼き餃子同様、皮がうまければ旨いのである。
醤爆茄子(ジャンバオチェズ)。マーボーナスに似た味わいですが、家庭的なソレとは一線を画す洗練された味わいでこれぞ料理人の腕。
以上、この日は飲むのが中心で5杯ずつくらいのみお会計はひとり6,000円弱。近くにお住まいの品の良いゲスト主体で客層も落ち着いている。6品しかメニューがないのがやや惜しいですが、美味しい餃子ないしカジュアルな中華を食べたいなんて気分の時には最適です。
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