麻布台警察署があるあのエリアのビルの2階にひっそりと店を構える中華料理屋「52(ゴニ)」。営業時間は深夜2時半までと懐深く、営業を終えた同業者など多く集まるそう。
カウンター席が主体でありますが、テーブル席の用意もございます。2〜4名くらいで訪れるのが丁度良い。
この日は深夜0時を超える少し前に入店したのですが、7割くらいの埋まりであり、念のため電話で確認してから訪れるのが良いでしょう。
アルコールはどれも700円と潔く、なおかつ立地を考えると良心的な値付け。
フードも1,000円以下のメニューがほとんど。種類は2人の料理人で店を回すにはこれくらいが限度でしょう。
12時を回っても我々は生ビール。この日結局私は最後までビールで通しました。
水餃子。胡麻がたっぷり用いられたソース。生地も厚くしっかりとしており美味。なんだか坦々麺を凝縮させたような風味を感じました。
焼き餃子。こちらも私の好きな「蓮月」に差し迫る味わいであり深夜12時過ぎにいただく餃子としてはトップクラスです。
ニラレバ。街中華でいただくソレとは一線を画します。ポーションはやや控えめですが、レバーへの火入れが大変素晴らしい印象でした。
豚バラ黒酢。こちらも大変シンプルな見た目ですが、味は秀逸。シンプルなものほどごまかしが効かないのである。
以上、それぞれ4杯ずつくらい飲んでお会計はひとり5,000円弱。このクオリティのものを夜遅くまでいただけるのだからそりゃ人気なのも頷ける。スタッフ2人で全てをさばいているため、場面でやや待ち時間が生じることもあるかもしれませんが、のんびり待ちましょう。次回は全メニュー制覇したい。
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