maru 2F(マル 2F)/八丁堀

ワインバー

 

八丁堀駅からすぐにある宮田屋という老舗酒屋の2階に位置します。当店の特徴はなんといってもボトルワインを小売価格+500円の抜栓料にて飲めるという点でしょう。


伺ったときはドンペリニョン2008vtが16,800円+500円という信じられない価格でオンリストされていました。




同建物の3階にも姉妹店がありますが、2階のフロアはスペインバルのようなややカジュアルな雰囲気であります。

店内に入ると壁に陳列されているワインボトルが印象的。中央の炭火台ぐるっと囲う形でカウンター席、その他いくつものテーブル席があり全体合わせると50席ほどありそう。

この日はシャンパーニュ1本につまみを数品注文し臨みます。


我々が注文したメゾン・アヤラは丁寧な造りに定評ある造り手。砂糖漬けのレモンピールや青リンゴなどにビスケットのような香りも。フレッシュとエレガントの共存。やっぱシャンパーニュをボトルで飲むって特別だよなぁ。




アミューズにはグジェールとマッシュルームのポタージュ。保守的で安心します。



鶏レバーのパテ。こちらも想像通りの味わいでワインのあてにピッタリです。



白身魚(失念)のカルパッチョ。確か豊洲から仕入れたもので魚の鮮度がよく美味。地の利を生かした仕入れ力です。




続けて太刀魚の串焼き。こちらは串に刺しやすいように?カットされているため、本来横長なイメージの太刀魚の迫力が全くなく、何を食べているのかピンとこない。1本700円もするのですが、だったら倍の金額を支払うので半身ほどを豪快に焼き上げて欲しい。私には他の料理をつまみながらわざわざ待ってまで食べる価値はあまり感じられず。


タラのブランダード。ブランダードとは、南仏でよく食べられているタラとじゃがいもをペースト状にしたもの。よくあるブランダードはかなり滑らかなペースト状であることが多いのですが、当店のはいい意味でやや荒く、タラの主張を強く感じることのできるお皿でした。



以上、前菜を中心としたお料理4品と泡のボトルを1本シェアしてお会計は一人当たり6,000円強。下手するとシャンパーニュ1本だけでこの金額を請求されているかもしれないと考えると大変割安。通常の飲食量でも1人8,000円前後に落ち着きそう。


お料理はややバル寄りのカジュアルなメニューが多く、食事というよりもつまみのような皿が多い印象ですが、なんと言ってもワインがとんでもなく安く酒好きワイン好きにはたまらないお店です。座席数も結構あるため、ワイン好き同士の定例会や忘年会などでも使い勝手の良いお店でしょう。

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