荒木町エリアにひっそりと店を構える日本ワイン専門のワインバー。店内はL字型のカウンター席が8席ほど。
ワインバーというより割烹料理店のような凛とした雰囲気を感じます。
屋号のとおり、取り扱うのは日本ワインのみ。店のキャパに比してグラスの種類は充実しており、加えてなかなかグラスでお目にかかれないような価格帯のモノがラインナップしており、店主の日本ワインへのプライドを感じました。
お通しには、店主自ら仕込んだデザートが供されます。それも何種類か用意されているという本格派。
加えて、店主は非常に柔軟で「お腹いっぱいだったらお通しナシでも大丈夫ですよ」とコミュニケーションをとってくれるので、甘いモノが苦手な男子も安心である。
私はブランマンジェをチョイス。
めちゃくちゃ飲んできたので〆にちょうど良い。お菓子作りが好きとかいうクオリティを優に超えた一皿でした。
さっぽろワインのソービニオンブラン。グレープフルーツや白桃を思わせるアロマに、潮風のようなミネラルをアフターに感じます。想定していた味筋とは異なりますがこれはこれでいい。
山梨県北斗市のメルロ。シャンクレールというワイナリーのものらしく初見。たまに山梨はワイナリー探検に行くのでお邪魔してみよう。
2杯ほどいただきひとり4,000円ほど。コンセプトがしっかりしたお店です。客層は実に荒木町と言った感じの落ち着いた方々が多い。仲間内でボトルで飲むといった感じではなくあくまで1人もしくは2人くらいでお邪魔して静かに過ごすオトナのお店。
「ワイン」ではなくあくまで「日本ワイン」に特化しているので、日本ワインへの興味・関心がなくワインは好き！という感じの人が訪れると、もしかすると店主と共通の話題がなく少し気まづく感じるかも。ですので、まずは「日本ワイン」好きの人と一緒に行ってみるのがベターでしょう。
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