広島風お好み焼き もみじ屋/飯田橋

その他

 

飯田橋駅を降り、イケてるワイン&コーヒースタンド「A」の方面に歩くこと5分ほど。「本格的な広島お好み焼きを最初に食べた時の感想は”全く別格な味”だった」という体験が当店開業の原点とのことです。

平日の開店直後の時間目がけてお邪魔したのですが、私が到着した時点では入り口に準備中の札が。戸を叩き従業員に確認すると「すみません。もう少々お待ちください」とのこと。あれ、ホームページや各種SNSにはそういったアナウンスがなかったため、「16時開店ではないのですか」と質問すると、「(設備点検?)準備のため開店が遅れる」とのこと。

店先で待機している間に他のグループ客が来たのですが、私同様「16時開店じゃないの?」と困っていたので、店員に代わりに伝達しておきました。

最近のお店ってSNSで営業変更を気軽にアナウンスしたり、営業時間内なのに早仕舞いしたりするお店が増えている気がするのですが、「営業時間とか定休日ってお店とお客の最初の約束」だと思います。

閑話休題。

店内は鉄板をぐるりと囲う10席ちょいのカウンターとテーブルが3つほどの広さであり、手荷物は座席下に収納するスタイルです。

スタンダードな肉玉は1枚1,000円弱でトッピングによって値段が変わっていく明瞭な方式。お好み焼きが出来上がるまでのツマミ類もそれなりに取り揃っています。

加えてコースメニューもあり当店の看板メニューを一通り試すことができるので時間とお腹に余裕がある場合はそちらがいいかもしれません。

生ビールは1杯680円と妥当な値付けですが、泡のキメは粗く、これなら瓶ビールの方が良かったかもしれません。

ツマミにままかりの酢漬け。ニシン目に分類される成魚であり、ジメジメした外気を払拭してくれそうな心地よい酸味です。

オーダーから10分ちょいで到着。クレープ状の薄い生地に蒸されて甘味の増したキャベツとソバを甘口のソースでいただきます。私は粉物にあまり精通していないのでアレですが、いわゆる王道の味わい。

お会計は2,000円ちょっと。この日は軽くしか飲みませんでしたが、中にはお冷で食事をしているゲストもいたりなんとも寛容なお店です。

冒頭、オープン時間が遅れた件についてやや厳しめに述べてしまいましたが、観察するにおそらくスタッフ不足による開始時間の遅延。確かに、これだけの客数を捌くことが出来る料理人の確保は大変だろうなと同情してしまう。

外野の私が申し上げるべきことではないかもしれませんが、人材の流出リスクやリクルーティングにかかる費用などももっと価格に転嫁すべきだと思う。安すぎる。良いモノやサービスは継続させないと意味がないと偉い大人が確か言っていました。

お好み焼き一枚あたりのボリュームもそれなりにあり満足感が高いので、食べ盛りの後輩を複数名お連れして次回はお邪魔しようと思います。気の置けないカップルのカジュアルなデートとかにも良いかも。

コメント

タイトルとURLをコピーしました