神楽坂駅から江戸川橋通りへと向かい、牛込天神町の交差点を曲がった先。当レストランのほかオフィスに居住スペースなどが入る集合施設SHARE天神町の1階に店を構えます。
調布市国領のイタリアン「Don Bravo(ドン ブラボー)」の姉妹店「CRAZY PIZZA」の2号店として神楽坂へと進出です。
柴田正幸シェフはドンブラボーのスーシェフを務めたのち渡伊。ミラノ「レ・アーピ・オステリア」などで研鑽を積み、帰国してからは国領「CRAZY PIZZA」を経て2022年より当店のシェフへと就任。
店内は採光がよく開放感があり、ピザ屋としてはトップクラスにイケてる内観です。夕暮れ時なんかもなんだか良さそうと想像してしまいます。調理場を見渡せるカウンター席が10席弱に可変式の2名テーブルが5つほど。
平日の12時前にお邪魔したのですが、ゲストは私を含めた2組しかおらず、平日であればわざわざ予約する必要はないのかもしれません。知らんけど。
この日のランチメニューには5種類ほどピザメニューとパスタが1種で、サラダ付き。
ピザはハーフ&ハーフにもできるとのことで、私はマルゲリータとマヨコーンでお願いしました。
注文するとすぐにサラダが供されます。バルサミコを用いたドレッシングでしょうか。ちょっと濃いめな気がするものの混ぜ合わされたリンゴとの組み合わせがグッド。
食中、先に入店していたお隣のカップルに対してスタッフが「(ご注文の)マリナーラの仕上がりに少し納得できなかったので、もう一枚焼かせていただきます!」と伝えているのが丸聞こえ。
神楽坂にお住まいの方は心が広いのか「はーい。分かりました」とおおらかに返答していたのですが、私には理解不能。
「仕上がりに納得できない」のはプロ意識として良いでしょうが、客入りも少ない中でその完成度とはいかがなのものでしょう。てか仕込みをしながらピザの調理に失敗してしまうくらいであれば、いますぐにその手をとめて目の前にいるゲストへの対応に全集中すべき。と私なら思ってしまう。
加えて、そんな厨房の事情をそのまんまゲストに伝えてしまうなんてサービスマンとしていかがなものでしょうか。1メートル隣でそんなやりとりを聞かされている私の身にもなってほしい。「すみません。もう少しお時間頂きます。」だけでええやろ普通。
閑話休題。
10分ほどして私のピザが到着です。ひと目見る限り異常なし。
マルゲリータはトマソー、チーズ、バジルのバランスが良く王道の味わいです。とりわけバジルの香りが良く、ハーブにおける香りの重要性を再認識。
マヨコーンは、自家製のサルシッチャや焼肉ソースさらには山椒がトッピングされたオトナな仕様で、思わずビールが欲しくなる。
以上、2,100円ほど。ピザ単体のクオリティを考えれば十分に納得の支払い金額。
ですが、ディナータイム用のメニューを拝見したところ、(生ビールのご用意もあるのかもしれませんが)クラフトビールが1杯1,500円〜とドリンクやアラカルトは結構お高めな印象で、さらに5%のサーヴィス料を請求されることを考えれると、ディナーでの利用はちょいと難しく思いました。
「平日ランチにお水で結構」なゲストにとってはかなり良いお店。前述した通りハコはなかなかイケており、立地もよいため、ノンアル女子とのランチデートに利用するのはアリかもしれません。
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