アンティカ トラットリア チーボ (antica torattoria cibo)/自由ヶ丘

 

自由ヶ丘駅から徒歩5分、老舗洋菓子店として大変有名な「モンブラン」がある方面で、地図上だと移転前と移転後の店舗を直線で結んだちょうど中心に位置する「アンティかトラットリアチーボ」。

ややこしい説明ですよね。ビルの2階です。



店内はカウンターに10席ちかく、テーブル席が16席ほど?の30席に満たないちょうどいいサイズ感。

三浦シェフのご出身でもある小田原の魚介などを取り入れたイタリア料理が楽しめます。

噂によると西麻布の「メラキ」で腕をふるってらしゃったとか。


料理はコースもあるそうですが、ご一緒した方とは2度目ましての食事につき、好みなどを伺いながらアラカルトで組み立てていくことにしました。



余談ですが、ソムリエールの資格をお持ちのサーヴィスの女性の感じが非常に良く、私はビールで喉を潤した後、おまかせでグラスワインをいくつか頂くことに。お連れさまはジンジャエールです。


ウニのブルスケッタ。想定の倍以上のウニがこれでもかと。ウニ自体の質はそれには及ばないものの鮨屋で同量のウニを食べたら1ピース2,000円はくだらないであろうボリュームです。前菜の中では高価な部類であるものの価格以上に価値ある一品です。

 

 

 

 

鯵とガスエビのカルパッチョ。

ネットリとした舌触りの魚介と、柑橘がきいたドレッシングが好相性。

ちなみに、ガスエビとは北陸ではよく食されるという殻が茶色のエビのこと。甘エビに似た味わいで、もしかすると甘エビよりも濃厚な味わいかもしれません。



ワインはアルザスのリースリング。エビの甘みをさらに引き出してくれると同時に、綺麗な酸でしっかりバランスを保ってくれる。



パスタはカルボナーラ。自分ではあまりチョイスしませんが濃厚で美味。



赤ワインは北イタリアのピノネーロ。赤系果実に、柔らかなタンニン、冷涼なエリアなものであるからややエレガントな印象も受けました。



メインは群馬県 赤城の銘柄豚であるせせらぎポークの炭火焼き。こちらはやや脂の部分が多く、人によっては好き嫌いが分かれそう。

彼女は半量食べ切るのがややしんどそうで残りは私が頂きました。私は若いので倍量でも全然いけます。



アラカルトで以上の食事をし、グラスでそれぞれ3杯ずつほどの飲み、お会計は1人1万円弱。わざわざ出向くほどではないですが、近くにあったらたまに利用しそう。料理もサービスも安定感があります。お近くに寄った際は候補の一つにどうぞ。

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