ARBOL(アルボール)/飯田橋

イタリアン

神楽坂を登る途中、毘沙門天の向かいあたり細い道があります。その道を少し進んでいった先にあるイタリアンレストラン。同じ屋号にて、虎ノ門や御茶ノ水にも系列店があるそうです。

事前に下調べしていなければただの一軒家だとスルーしてしまいそうな外観です。「吉田」と書かれた表札が唯一の目印であり、不法侵入にならないか少し不安になりながら門を叩きます。

扉を開けると、すぐに玄関がありそちらで靴を脱ぎ席へと案内されます。店内は想像していたよりもかなり広く、1階と2階合わせて60席近くありそうです。我々は2階席に通していただきました。


メニューはイタリアンをベースにした?お料理が多く野菜に拘りを感じるほか、炭火焼きによるメインディッシュなどと幅広い。


生ビール並びにグラスワインが700円〜と大変良心的である一方、ノンアルコールもかなりの種類取り揃えているためか、この日は女子会のような若めのグループが多々おり、一瞬カフェにでもきたかと錯覚するような雰囲気でした。


我々は0軒目利用で訪れたため、食事はほぼ頼まず、酒中心で過ごさせていただきました。

乾杯はMMS。直訳するとメーカーズマークウィズソーダのことで、つまりハイボール。スコッチを愛するようなダンディな大人になりたい願望は持ちつつも、私は、舌が幼稚なのか甘い香りのする旨味の強いバーボンが好きなのです。


お通しとして出されるのはライ麦パンとフロマージュブランにおろしにんにくや刻んだハーブなどが混ぜ込まれた自家製のセルヴェル・ド・カニュのようなディップ。これがびっくりするくらい美味しい。パンにつけて食べるのはもちろんのこと、この後出てくるフライドポテトにつけてもグッド。

これさえあれば、料理のテンポが遅くとも退屈しなくてすみそう。



ハイボールにはやっぱり揚げ物でしょ。ということでフライドポテトを注文。想像通りの味わいです。

これらをつまみにしながらMMSを3杯ほど飲んだところで、食事の時間が近づきお会計。1人3,000円もしませんでした。

食事をしていないのでやや的外れかもしれませんが、わずかながらの滞在時間で私が感じたのは、ハコ自体のポテンシャルは高いもののそれを活かしきれていないお店といった印象。

隠れ家感満載のイタリアンというコンセプトは素晴らしいものの、呼び水でもある独特なエクステリアがインスタグラムで流行りすぎているのか、客層が若すぎて落ち着かない。

期待しすぎてた分、やや面食らいました。


食事をしていないので今回は評価差し控え。次回、女性をお連れししっかりと食事をした上で改めて考えてみたいと思います。酒のラインナップや価格は良さそうだったから多分好きなお店なんだろうけどなぁ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました