西荻窪駅北口から徒歩1分と高アクセスな立地のワインバル「Conelu(コネル」)。当店のスペシャリテはミートボールらしく、当店の店名は、ミートボールの調理工程の”捏ねる”から来ているそうな。
店主の小林氏はお隣吉祥寺の「ジングルジャングル」というハワイ料理店で8年間勤めたのちイタリアンレストランへ転職という経歴で、実のお姉様でフラワーデザイナーでもある高山氏とタッグを組んでおり、当店では彼女が目利きした(?)お花を買って帰ることもできるそうな。
このところお花と自然派ワインの組み合わせをよく見かけます。
客層は西荻を愛している!といった実に西荻らしいゲストが多く女性率が高い。店内は、キッチン前にカウンターが4席のほかスタンディング席などもありますが、お隣さんが来ると境界線はなくなるくらい近いのを念頭に。
お料理は小皿料理が中心でそのほとんどが一皿1,000円以下と試しやすい値付け。グラスワインは900円〜あり白赤3種類ずつ以上と多彩なラインナップです。
この日は2軒目か3軒目だったかでお相手と最後にサクッとワインを飲んで電車に乗ろうということで、訪れていたためひとまずワインのみを注文です。
こちらはロワールの白。ムニュ・ピノと呼ばれる土着品種らしく別名アルボワとも。青リンゴや柑橘類、ややミネラルを思わせるような味わいでした。
これは個人的な感覚で大変恐縮なのですが、(?)このティスティンググラスに似たグラスで提供されるワインが1杯1,300円はべらぼうに高く感じました。心なしか量もかなり少なく感じるし、何よりワインの味わいや香などのポテンシャルを十分に楽しめない。
ボトルの裏側に貼られた説明書きも輸入資料をそのまままる写しているような文言で、ワインのお店といいつつあまりワインに力はいれていないように感じました。
小皿料理を2皿にワインを2杯といった通常の利用であるとなんだかんだひとり4,000円近くになると考えるとなんだかな。
ナチュラルワインという「流行り」を飲食することが好きな人たちが集うお店。私のような本物を求めるタイプの方にはあまりオススメしません。
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