玉屋 CraftBeer/立川

焼鳥

 

2021年末にオープンしたフードコート「GALERA GOOD MARKET TACHIKAWA」、通称「ガレーラ立川」内に店を構える焼鳥とクラフトビールのお店。立川をはじめ西東京エリアに数店舗展開する玉屋グループの新店です。

この日は平日の16時過ぎにお邪魔したのですが、ゲストは私を含めて2組ほど。この早い時間でも同エリア内の周辺店舗では7割ほどの客入りしている店があったりと格差の要因はなんなのでしょうか。

クラフトビールは6種類ほどの用意があり、サイズはS,M,Lの3パターン。クラフトビールってやや割高なイメージをもっていたのですが当店は、一般的な生ビールと同量のMサイズ(330ml)が790円とまずまずな価格。その他、日本酒も1合換算で1,000円ちょっとと良心的な値付け。あ、立地のせいか。

私はゴールデンエールをチョイス。普通に美味しいものの、一般的な味筋となんら変わらず当店で飲む必要性はあまり感じませんでした。

お料理は「玉屋キッチン」の縮小版といった具合でなぜだか揚げ物類の充実度が素晴らしかった。

この後、何店舗かまわってみようと思っていたのでいきなり串物スタートです。おまかせコース5本をお願いしました。

1巡目の3本はささみわさび、せせり、ヤゲン軟骨。どれも本店同様いい火入れ。塩加減もちょうど良く、焼き場についている若いおニイさんの腕前は想定していた以上のものでした。

2巡目はねぎまとさえずり。食道のグニグニコリコリした食感が大変美味。

本来ならばもう少し追加注文するところでしたが、ゲストが目の前にいるのにも関わらず特にコミニケーションを図ることもなく食事提供を終えると彼は店舗業務に戻ります。

締日前なのかな?忙しいのかな?と少し残念ですがこの日はここでお会計。

 

「玉屋キッチン」の活気のある雰囲気と異なり、当店は本社から与えられたレシピやオペレーションをこなしているだけ。もちろん串物についてのクオリティは問題なく十分に美味しいのですが、「焼鳥」っていい意味で少し騒がしくもっとライブ感を楽しむ料理だと私は捉えているので、この日はちょっと美味しい串物を黙々と鳥貴族のカウンターで1人食べているような食体験となりました。

彼の腕前はなかなかのものだし、オレの焼鳥もっと食ってくれよ!くらいな姿勢でもいいのになと個人的には考えてしまいました。

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