駒形どぜう/駒形

和食

 

浅草駅と蔵前駅のちょうど中間らへん。隅田川と並行に走る江戸通り沿いに門を構えるどじょう専門のお店である「駒形 どぜう」。創業は1801年と長い歴史を誇る老舗。

店内は3フロアにわたる車前で200名近くは収容できるんじゃないかというサイズ感。

休日の12時前に到着したのですが、店内の入りは8割強、タイミングによっては待ちが生じそうなほどの人気っぷりです。

我々は1階に案内されたので、他のフロアは分かりませんが、全席座敷タイプ。着脱しやすい靴ならびに正座もしくは胡座になりやすい服装がいいでしょう。

女性と訪れる際はどじょうが食べれるか?だけでなく席のタイプについても事前に伝えておくように。

中瓶は1本800円ほどで、雰囲気のわりにはと思いましたがこんなもんでしょうか。日本酒はふり袖(おそらく銘柄のことを指し、京都の北川本家という所が手がけるもの)が1,000円をきり、たれ口(日本酒を絞る装置の口の部分を指す言葉、いわゆる生原酒で?よりフレッシュなさまを表現したいときに用いられたりするそう)は桝にて1,200円ほど。

余談ですが、桝の正しい飲み方って、角に口をつけてすするのではなく辺に口をつけるらしいです。難しい。

当店のスペシャリテであるどぜう鍋。丁寧な処理がほどこされているのか(?)土臭さや生臭さ的なのは一切なく、ふっくらとした身質です。ブラインドで食べれば蒸したアナゴとでも答えてしまうかもしれません。1皿で3,000円となかなかな価格ですが、なるほどこれはアリ。

別途ゴボウを追加注文し、鍋に投入しながら食べ進めたのですがこれが旨い。

グルナッシュやシラー、ムールヴェードルなんかを用いたフランス ローヌの赤ワインが飲みたくなります。

このあとどじょうをおかわりし、薬味で味変したりしながら、それをツマミに瓶ビールをひたすら飲み進め、お会計はひとり9,000円弱。これは我々が酒を飲みすぎたせいであって、どぜう鍋+酒2〜3杯ほどの飲食であれば5,000円そこらに落ち着くことでしょう。

東京好きの人は人生で1回くらいは行っておいた方がいいお店だと思います。

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