セラードア青山(Cellar Door Aoyama The Salon)/外苑前

ワインショップ

 

家族経営のワイナリーを専門に取り扱うワインのインポーターである「ジェロボーム」が手がけるワインショップ。外苑前駅から歩いて5分もしないでしょう。外苑西通りもしくは青山通りどちらからでも入ることができるパサージュ青山ビル2階に位置し、女子に大人気のクリスプサラダワークスやリストランテ アクアパッツァなども同ビルに入居します。

セラードアとは「ワイン貯蔵庫の扉」を意味する言葉であり、それが転じて「ワイナリーに併設されている試飲特売所」のことを指します。

当店はセラードア体験を東京の中心地もある青山にて提供することをコンセプトに2021年にオープンしたような。

エントランスを抜けると、広々とした空間に厳選されたファインワインが並ぶショップエリア”The Boutique”、突き当たりにはダイニングエリアである”The Salon”とに分かれています。


以前は、早い時間であればダイニングエリアに入ることもできたのですが、最近は人手が足りないのかはたまた、完全な棲み分けをしているのかグラスワイン1杯のような利用の場合は、ショップエリアに点在するテーブルのスペースを利用する角打ちスタイルとなってしまいました。

今回は、過去何回か訪れたのをまとめています。




EDEN RIFT PINOT NOIR

Domaine Taupenot-Merme  Gevrey Chambertin 2017

Famille Perrin Chateauneuf-du-pape 2018


グラスで1,500円〜2,000円くらいだったかな?いずれも素晴らしい味わいであり、飲み比べるからこそ見える違いもあり面白い。

テットドモワンヌ。直訳すると修道士の頭という意味であり、ジロールという専用の削り器によってサーブされます。

全く関係のない話ですが、以前なんかの記事かセミナーで、テットドモワンヌにシナモンパウダーやら黒糖をまぶし、黒糖焼酎と合わせるなんてペアリングを体験しましたが、めっちゃ美味かった。



ご厚意で白ワインも頂いてしまいました。

TABLAS CREEK VINEYARD ESPRIT DE TABLAS BRANCS 2013




この時はダイニングエリアを利用させて頂いたのですが、めちゃくちゃイケてました。青山らしいスタイリッシュな空間。



この日は、レストランジュリアに行く前のアペロとして利用しました。

Famille Perrin Coudoulet de Beaucastel 2020
エントリークラスながら素晴らしい味わいですねぇ。


別日にて。

 


こうしたハイレンジのワインも一杯からグラスで頂くことができます。
Domaine Roulot Meursault 2013


基本的には「Zalto」のシリーズの一つである”ユニーバーサル”と呼ばれている、多くの生産者がティスティングに使用している白・赤ワインに使用できる万能なグラスで提供されるそうですが、一言申し入れれば別のグラスを貸してくれたりと寛大です。
加えて、1杯3,000円を超えるワインを飲む経験に乏しい私は、わがままを承知の上、椅子をお借りしました。立って飲むのと座って飲むのは結構味わいに違いを感じるので。







以上、食事はしたことがありませんがワイン仲間の間で料理もかなり評判が良くぜひとも利用したいお店。

上質なワインをダイニングエリアでも小売販売価格と同じ値付けで飲めてしまうというとんでもないシステムだそう。良く飲むワイン好き4人〜6人くらいで集まり、気になる一本をみんなで分け合うといった飲み方が最高にクールな気がします。

重ねて、スタッフの中には全日本ソムリエコンクールの入賞者をはじめ、それに匹敵する知識を持ち合わせたスタッフが多くいらっしゃるので、ダイニングエリアの食事はもちろん、ワインを購入する時にも間違いのないお店。私も何度か利用していますが、満足度が高い。

建物並びにスタッフの質、ワインのラインナップを考えると利益は出ているのか、思わず慈善事業なのでは無いかと疑ってしまうほど素晴らしいお店です。あなたが買うワイン1本がこうしたクールで意義深いお店の発展につながります。ワイン選びで迷ったら当店に駆け込むように!!!おすすめ。
ちなみに、ワイングラスは全てオーストリアの高級グラスである「Zalto」であり、そこも素晴らしい。

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