2023年に新有楽町ビルの建て替えにより54年もの歴史に幕を下ろした人形町今半 有楽町店。訪問したのは2019年中盤でありますが、記録として残しておくことにします。
この日は予約などせず、突撃訪問。平日の早い時間だったため運良く入店できましたが、ランチタイムならびに週末は予約がベターでしょう。
入り口からはまるで想像もつかないほど店内は広いらしく80席近くあるそうな。我々は襖で仕切る和室タイプのお部屋(?)へ通されます。
コースメニューなどもありますが、食事付きのすき焼きセットを注文しました。
当店は、仲居さんが目の前で調理してくれるのですが、接客態度が素晴らしいですね。我々のような生意気な若僧相手でも分け隔ないサービス。
肉は大判のロースが1人3枚ほど。えぇこれだけ?なんてはじめは思っていたのですが、付け合わせのお野菜や豆腐を間に挟みながら食べ進めると思いのほか満足するボリュームです。
これぞ和牛といった繊細な甘みを感じられる肉質。日本に生まれて心から良かったと思います。割り下の味もちょうどいい塩梅である。
時折、「余裕があればご飯もたくさんおかわりしてくださいね」等と気さくに声をかけてくださるので、なんだか大変気持ちよい。
この日はたいして飲酒をしなかったので、ほぼ食事代のみ。一見すると肉3枚と付属の野菜、ご飯というセットで7,000円近くするのは割高に感じますが、食事全体を振り返ると満足度に見合う支払い金額です。
ジャンルは違いますが、焼肉ジャンボでスペシャリテの「野原焼き」を3枚注文すれば5,000円を超えることを思えば、むしろ割安?。すき焼きってなんだか元気が出るよなー別の店舗にもお邪魔してみます。
コメント