八丁堀ワイン食堂パパン/八丁堀

ビストロ

 

八丁堀から鍛冶橋通りを亀島川方面に歩いて行く先にあります。湯島の店舗は何度かお邪魔したことがあったのですが当店は初めて。

店内に入ると中央に厨房があり、それらを囲うようにした座席配置。入り口入って右手側にはスタンディングやカウンター席、反対側にはテーブル席と雰囲気も少し異なり面白い設計です。

メニューは湯島店同様、ワインのラインナップもそこまで変わらずソムリエの個性を楽しむというよりかはグループとしてある程度の水準を保つことに重きを置いた人材配置であるように感じました。

よく飲むメンバーだったため白ワインのボトルでスタートです。フランスのアリゴテ。私は少し遅れて合流したのですが着席早々ブラインド。果実味のニュアンスと少し鉱物的なミネラル分を感じたことからブルゴーニュのシャルドネと答えたのですが、残念。オープンにしてから飲んでみると確かにシャルドネにしてはややボリューム感にかけるとも思いましたが非常にうまくできた一本です。

新玉ねぎのロースト。じっくりと火入されておりキャラメリゼしたような香ばしい甘みを感じる一皿。

イワシのパートブリック。春巻きのような皮で包みあげた一品です。味は旨いのですがドンと何尾かまとめるよりも1尾ずつ包みあげたほうが食べやすいなーと感じてしまいました。

名物?のアリゴ。フランス中南部オーブラック地方の郷土料理でありマッシュポテトにチーズやニンニクなどを混ぜ合わせるものですが、なんだか粘り気が弱かったデス。もっとビヨーンってなるの期待してた。

趣向を変えてロゼ泡。SBで有名なシャブリ近郊のサン・ブリでつくられているのだそう。品種はピノだったかな?チャーミング。

牛ハツのカルパッチョ。600円という金額を考えれば文句はないのですが、つい数時間前に焼肉屋でハツ刺しを食べてしまっていたので少し物足りなく思ってしまいました。東京は旨いものが多すぎる。

メインには鴨ロースト。まぁ不味くはないのですがたまたまかなんだかイマイチな火入れ?です。一方でスパイスの効いたオレンジのソースが面白かった。

以上、4人でこのほかにも少し食べ飲みして会計は1人あたり5,000円強。なんだかかんだ感想を述べましたがこの金額で気軽にこういった料理を夜遅くまで食べ飲みできるお店ってありがたいです。カップルでというよりかは気の置けない仲間でお邪魔するのが良さそうです。

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