日なた/三鷹

三鷹駅から線路沿いを歩いて3分ほどに位置する「日なた」。週末の早い時間は予約で埋まってることが多く、予約して訪問するゲストがほとんどのように見受けました。

 

店内はカウンターが主体で10席ほどに加えて、4名までかけれそうなテーブルが一つとコンパクトなつくりです。

乾杯は生ビール。700円をきる値付けながらサーバーのメンテも行き届いておりクリーミーな泡もグッド。

この日のお通しは玉子豆腐。

まずは枝豆。山椒の風味をまとったタイプのものであり、爽やかな辛味がビールを加速させます。

刺身3種。この日はマダコ、タチウオ、ヤイトハタ。遅い時間の入店だったからか、ピンとこない盛り付けです。これで2,000円近くはやや割高に感じてしまいます。

日本酒に移ります。萩の鶴 純米吟醸 別仕込。

納豆塩辛。糸の引かない納豆みたいな味わいで塩味も濃くこれは日本酒泥棒。面白い味覚でした。

茄子の揚げ出し。若干衣にムラがありますがこの金額ならご愛嬌。

仙禽 雪だるま。日本酒がお好きそうなので、せっかくならと冬に仕入れたお酒を開けてくださいました。ぴちぴちした微かな発泡感に、まろやかでややクリーミーな味わいが心地よい。

ホタテの磯辺巻き。磯の風味をしっかりと楽しめる一品で、アイラ島のウイスキーなんかとも合いそうだなーなんて思いました。


澤屋 まつもと。こちらは万能の食中酒ですね。素晴らしい安定感。

蒸し鮑。金額を考えれば相応といった味わいですが、磯の風味を楽しむというよりグニグニした食感を楽しむ素材と捉えればアリ。

スペシャリテであるウニ、トロたく巻き。これはめちゃめちゃ素晴らしいですねぇ。巻物というよりも具材主体で、マグロやらウニ自体の味わいも濃く旨い。

以上、互いに3,4杯ずつのみお会計はひとり8,000円弱。おぉこれは良いですね。料理によって若干のブレはあるものの総じて価格を考えれば及第点。中にはめちゃくちゃお得な料理もあるので、次回はスペシャリテの海苔巻きを中心に狙い撃ちしにお邪魔したいと思います。

 

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