つくばエクスプレス浅草駅ならびに田原町駅からそれぞれ歩いて3分ちょいのところに位置するビストロ。以前「ラ・シェーブル」という名のフランス料理店があり、2号店としてフレンチ焼き鳥がオープンしたのですが、スタッフの方が独立したことを機に、改装しカジュアルフレンチに業態変更したのが当店だそう。ちなまに、「ガンゲット」とは、18世紀頃にパリ周辺に登場したフランスの安酒場のことだそう。
店内はテーブル席が主力で、なんだか食堂のような雰囲気。加えて、あまり稼働はしてなさそうなカウンター席がいくつかあり30席ほどでしょうか。
メニューにはビストロといった王道の料理が並び、前菜のお皿は1,000円以下、メインでも2,000円前後と良心的な価格設定です。
ワインにおいても、グラスが500円〜、クレマンのボトルが4,000円強〜と酒飲みにはたまらない値付けです。
グラスのスパークリングワインでまずは喉を潤します。
生シャンピニオン。無塩バターと共に頂くのですが、これが何ともクセになる味わい。1人1皿食べたいな。
フォアグラとレバーのパテ。滑らかな舌触りに加えて、フォアグラの濃厚な味わいも十分に感じられる一皿で、これが1,000円そこらで頂けるなんてなんとも気前が良い。
エスカベッシュ。
この日のお魚はサバだったかな。メリハリのある酸味で口直し的なにもちょうどよい。
カラフェで赤ワインを。カジュアルなワインを気の置けないパートナーと肩肘張らずに飲むのも美味しいのである。つくづく誰と飲むかが大切であると再認識。
鴨のコンフィ。
飾り気こそあまり無いもののこれぞビストロと感じる迫力あるポーションです。文句なしの火入れで、バリっと仕上げられた皮目とホロホロとした身質のコントラストもいいですねぇ。
これ一皿で赤ワインが1本空いてしまいそうです。
以上、腹8分目の食事量に軽く飲んで、お会計は1人6,000円ほど。いいお店に巡り会いました。営業時間も14～23時と使い勝手が良い。浅草って鮨、蕎麦、鰻のような和食以外のお店も充実した面白いエリアですよね。浅草の主要エリアからはやや離れますが、休憩のつもりで当店まで歩き、昼飲みの2軒目としてどうぞ。
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