吉祥寺で大変人気を誇るトラットリアチッチョ。東急百貨店からさらに進んだ先にあり、駅から徒歩7分ほど。
店内はテーブル席が主体のほか、カウンター席もあり合計して20席強といったところ。クロークがあった気がしますが、テーブルごとの間隔はお世辞にも広いとはいえず、スペースも限定的であるため、手荷物は最低限に留めた方がいいでしょう。
この日のゲストは、カップルや仕事帰りと思われるグループ、いずれも若い世代が中心でありなかなかに賑やかでした。
トラットリアにつきイタリア料理がベースであるものの、姉妹店である「ビストロ ハッチ」同様、ワインを進ませる料理なら幅広くやるといった印象を受けました。
ワインは大変リーズナブルで、グラスはほとんど1,000円以下であり、我々はビールで乾杯するとします。
早々にガーリックトーストと生ハムが登場。家庭でも再現できそうなレベルですが、手間と金額を考えればアリですね。
カツオのタタキみたいなやつ。これは正直盛り付けにセンスを感じることが出来ません、味わいも普通。
フォアグラのソテー。
当店のスペシャリテでもある、鴨胸肉とチーズリゾットが一皿にまとまったお料理。これは美味しいですね。それだけで一皿として成立してしまいそうな、濃厚なチーズリゾットを付け合わせで起用するとは素晴らしい。必ず注文するように。
パスタにはタリアテッレを。飛び跳ねるほど美味しいかと問われると回答に困りますが、普通に旨い。昨今はなんだかオシャレに盛り付けられただけのパスタが1皿2,000円近く請求されるなんてこともありますが、当店は量もそこそこ、食べ盛りの私としては嬉しい限り。
デザートにはゴルゾンゾーラを用いたジェラートを。甘口のワインと合わせたら至高である。
以上、そこそこ食べて1人グラス3〜4杯ずつ飲み、お会計は1人7,000円ほど。
想定の2割近く安い。吉祥寺という場所柄か客層は若く、接待とかにはあまり向きませんが、気の知れた仲間やカジュアルなデートでの食事にはもってこいのお店でしょう。
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