名古屋でトップクラスの人気を誇る「うな富士」が、2020年についに東京進出との噂を聞いており気になっていました。なんて言っている間に4年近くも経過してしまったのですが、最近ミッドタウン八重洲にも出店していたそうで突撃訪問です。
平日の17時前、さすがに混んでないでしょうと思いはしたものの、これで予約でいっぱいだったらダルいので一応架電。「席に十分な空きがあるのでそのままお越し頂いて大丈夫ですよ。」とのこと。
急遽東京駅に降り立ち、まだお仕事中であろうビジネスパーソンたちを尻目にミッドタウン3階へと向かいます。
店内は60席ほどあるそうで、個室のご用意もあります。この日のゲストはお歳を重ねたおひとりの女性や、出張帰り(?)のビジネスマンに家族とさまざま。
立地のわりに酒の値付けは良心的でビールは800円ほど、ボトルワインも4,000円台からいくつかご用意がありました。
看板商品であるうな丼は使用する鰻の量による従量課金制。1番安価なものでも3,000円台中盤からスタート。小うなぎ丼に用いられているうなぎの量は半尾ほど。半尾増えるごとにうなぎ丼、上うなぎ丼とランクアップするそうです。
私はせっかくなので、5,600円もする上うなぎ丼を注文です。ひぇー高い。
お料理を注文するとすぐに、お茶請けとしてきゅうりの昆布和えが登場。これが普通に美味しくツマミしてもイケるクオリティ。
当店の特長でもある蒸さずに焼き上げる「地焼き」。詳しいオペレーションは分かりませんが想定していたよりも仕上がりが早く注文後、20分もかからず料理が到着しました。
おぉ、これは大変立派な見た目。写真では分かりづらいかも知れませんが、成人男性ねも十分に腹いっぱいになるボリュームです。
加えて、小さいサイズではあるものの、小鉢にうざくがついてきたり、吸物なども抜かりなく美味しく、嬉しい。
肝心の鰻ですが、これまためっちゃ美味い。パリパリサクサクな歯触りとウナギ特有の香りと旨味を蓄えたエレガントな脂のコントラストがたまりません。
値付けにも納得いやむしろ割安なんじゃないかと感じるくらいたっぷりのうなぎが入っており、どこを掬っても幸せ。勇気をもって上うなぎ丼をチョイスした自分に拍手を送りたい。
アクセスがめちゃんこよく、コース料理の取り扱いがあって接待や会食に便利かも?期待していたのですが、サービスのレベルはちょいと低い。食事をする分には全く問題がないのですが、ところどころで「すみません〜」と呼ばれる声が店内にこだましており、顔合わせなどの外せないシチュエーションでは難しそう。
うなぎ丼以外にも白焼きや一品料理が充実しているので、気の知れたグループや大きな仕事やプロジェクト終わりのご褒美に立ち寄るには最高なんじゃないでしょうか。
次回は肝焼き入りのひつまぶしを食べたいと思います。いや、うなぎで酒を飲むのも一興だなー。おすすめ。
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