神泉駅からすぐのところにある「かしわビストロバンバン」。
この日は21時ごろに3名で伺いましたが、店内は満席。遅い時間でも電話で確認してから行くのがベターでしょう。
ちなみに当店は、2016年にミシュランビブグルマンを獲得した渋谷桜丘町にある「リゾットカレースタンド」の姉妹店にあたります。
お通しとしてシラスが出てきました。出来合いの心のこもってない一品を出されるより、こうして素材に全振りしているほうが10倍良いと私は思います。
飲み物はボトルでワインを注文したのですが、管理がてんでだめですねー。セラーにしまっていないのか、かなりぬるい。ワインとは香りであり、香りとは温度である。流石にこのボトルを触れば提供温度とかけ離れてると並のサービスマンなら分かる気がするのですが…。仕方なくワインクーラーをお借りし、こちらで調整することに。
当店のスペシャリテである地鶏のかしわ焼き、タレ味。かしわとはいわゆる鶏肉のことを指しますが、よく見かけるブロイラーとは異なり、日本在来種のニワトリのことを指すそうです。
むっちりしっとりとした肉質とタレの味わいがたまりません。ビールで合わせても良し、軽いピノノワールでも良し、少し凝縮感の強いグルナッシュなどでも合いそうな。お腹に余裕があれば、全フレーバー試したい。
加えてヤンニョムチキンを。普通に美味しいですが、せっかく当店に来たのなら、かしわ焼きの別の味付けを楽しんだ方が良かったかもしれません。
白レバーのムース。これはめちゃくちゃ美味しいですね。ブラインドで食べればレバーとは答えられないくらいのなめらかな舌触り。思わずお代わりしてしまうほど。本日一番のお皿。
以上、3人で軽く食べ、チェイサーに各々ハイボールやビールを据えながら、1本のボトルをシェアしお会計は1人4,000円強。若者がこれだけ集うのも納得です。ワイガヤ系の料理が美味しいバルといった位置付け。ワインの品質に拘りが強い方は、ビールやハイボールは600円位なのでそちらで凌ぐほうが吉かもしれません。
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