ピッツェリア・タルタルーガ/東小金井

イタリアン

JR中央線東小金井駅から歩いて5分ほどにあるピッツェリア「タルタルーガ」。イタリア語で「亀」を表すそう。なんだか亀をモチーフにした絵本なんかがちらほらありました。

ちなみに2017年オープンのわりかし新しめのお店にも関わらず支払いは現金のみなのでご注意を。店主は、吉祥寺や鎌倉もある有名店「ピッツェリアGG」のご出身とのこと。

この日は平日の昼時にお邪魔したのですがノーゲスト。お客が来るもしくはピッツァのオーダーが入るまで店主は座席に腰かけて待機しているのですが、個人的にいいなと思いました。大した意味や目的もないくせに勤務時間中だからといって、謎に業務を増やす人がちらほらいる中、こうしたメリハリはすごく好き。暇なら休んでいればいいのにね。後述しますが本命のピッツァは大変美味しく結果で示してくれるオトコって感じもとっても好きでした。

メニューは昼夜共通なのか、アラカルトのみ。残念ながらハーフ&ハーフなどの対応は受け付けていないそうで、いろいろ種類を楽しみたい人は複数人で訪れる必要があるでしょう。トマトベース、モッツァレラチーズベースなど定番メニューをはじめとして20種類以上はありそうです。

酒は生ビールが660円、グラスワインは600円ほどで取り扱いがありかなり良心的。

当店のワインリストはシチリアのワイナリーのみに特化しており、品種の違いによって白赤4種ずつ。バラ買いではなくロット買いすることでこの低価格を実現できているのでしょうか、潔い。こうしたカジュアルなお店であればこれくらいシンプルな仕組みの方が取り扱う側の煩雑さが軽減され消費者側も選びやすくとwin-winでしょう。

暑いだったのでまずは生ビール。1パイントはあるんじゃないかという大容量。得した気分です。

私がチョイスしたのはクアトロフォルマッジ。当店ではモッツァレラ、グラナパダーノ、ゴルゴンゾーラ、さらにはステッペンというドイツ産のモッツァレラを真似たというらしいものの4種のチーズ。複数のチーズによる味わいもさることながら生地が美味。生地はナポリ?でしょうか、モッチリとした触感がありつつどこか軽やかなのが印象的でスイスイと食べ進んでしまう。

先のビールが無くなったのでグラスで白ワイン。シチリアを代表するブドウ品種インツォリア。レモンやフレッシュなリンゴを思わせる果実味に酸。複雑さはないですがかえってこのシンプルさがこのときの気分にぴったり。

ピザ1枚と酒を2杯のみ、30分ちょい滞在して3,000円強とクール。近くにあれば通ってしまいたくなるお店です。私のようにサクッと利用するのもよし、グループでボトルワインを飲みながら、たくさんの種類のピッツァを食べるのもよしでしょう。なのに会計が現金のみなのがローカル。決済手数料分メニューに価格転嫁してくれて構わないからスマートに済ませたいな。

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