LA BETTOLA da Ochiai(ラ・ベットラ・ダ・オチアイ)/宝町

イタリアン

 

宝町駅から歩いて5分ほど、京橋公園の近くに店を構えるラ ベットラ ダ オチアイ。ラ・ベットラ(LA BETTOLA)とはイタリア語で「食堂」や「台所」を意味し、ディナータイムでもイタリア料理の魅力と美味しさを廉価にたっぷりと感じられるコースメニュー(5,500円〜)があります。


オーナーシェフでもある落合務氏は、ホテルニューオータニにてフランス料理を学び始めたものの、旅行先にて感じたイタリア料理の魅力に目覚め、現地にて3年近く修行。帰国後、赤坂のイタリア料理店で料理長として腕を振るったのち、当店を独立開業。イタリア料理に携わる人だけでなく、料理人であれば彼の名を知らぬ人などいないでしょう。


ランチ並びに週末のディナータイムは2部制を導入しており人気の程が伺えます。我々は平日のランチの後半組として予約して訪れましたが、ウォークインの客も含め店内はほぼ満席。



平日のみのランチメニューに加えて、前菜とパスタがセットになったPranzo A(2,200円)と、前菜、パスタ、メインのコーススタイルのPranzo B(3,300円)があり、圧倒的にお得の後者をチョイスしました。

プリフィクススタイルなのですが、選択肢が豊富。パスタとメインはそれぞれ7種類以上のメニューがオンリストされており、しかもそのほとんどが追加料金無しでチョイスできるという神みたいなお店。最近は、コース料金自体は妥当ではあるものの、選択肢のほとんどが追加料金を要するメニュー構成のお店が多い中、当店の懐の深さを感じました。


私は、前菜にモッツァレラチーズ,トマトソース入り目玉焼き トリュフ風味、パスタにウニのスパゲッティ、メインに香味豚のカツレツをチョイス。



ドリンクもびっくりするくらい良心的な価格。グラスワインは660円〜とただでさえ安いのに、銘柄はソアヴェクラシコとしっかりしたもの。
ボトルも言うまでもなく破格で、さらにはデカンタサイズも小、中と2つのサイズ用意されていておひとりさまでも飲酒量を細かくコントロールできる設計。この立地で果たして家賃支払えるのか心配になってしまうほど。


お天気の良い日であったので乾杯はビールから。

 

 


グラタン皿にたっぷりのモッツァレラチーズとトマトその上に贅沢にも卵2つ分の目玉焼き。合わないはずがない。調理というよりもはや食材の勝ち。昼から酒が進みます。




ワインはイタリアロンバルディア州のトゥルビアーナ。柑橘や洋梨を感じるワイン。親しみやすくガブガブ飲めてしまいそう。


連れは前菜の盛り合わせを。お野菜主体で健康的と喜んでいました。



当店のスペリャリテであるウニのスパゲッティ。アルデンテな麺にたっぷりのクリームソース、普通に美味しいのですが、騒ぎたてるほどのお皿ではないので他のパスタをチョイスするのもアリかもしれません。とかいいつつパンでソース拭いまくったけど。



メインのカツレツ。これまたテンションあがるポーションですねぇ。最新iPhoneをゆうに超えてくるサイズであり、揚げ具合も絶妙。とんかつとはベクトルの異なる豚肉料理でありますがこれもまたいい。付け合わせのルッコラとトマトのサラダと食べ進めればカロリー0。


以上、ランチコースにお酒を2杯飲んでお会計は1人5,000円を切りました。信じられない費用対効果。そりゃあ前から予約でいっぱいになるわけだ。料理も酒も安く、それにもかかわらずサービス陣もテキパキと文句のつけどころがありません。

カジュアルに美味しいものを腹一杯食べたい、そんな貴方の我儘を必ず満たしてくれるお店。次回はディナーに男4人で酒盛りしにお邪魔したいと思います。

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