ジラソウ(Girassol)/蒲生

洋食

東部スカイツリーライン「蒲生」駅から歩いて4分ほどの洋食屋。ちなみに「蒲生」とかいて「がもう」と読みます。

中山哲也オーナーシェフは、さいたま浦和にてフランス料理やイタリア料理を経験した後、麻布十番「グリル満点星」にて4年ほど勤務。その後は各国の公邸料理人として腕を振るうなどしたのち、当店を開業です。

店名でもあるジラソウ(Girassol)とは、ポルトガル語で「ひまわり」の意。ひまわりよろしく黄色のテーブルクロスが印象的な店内は可変式のテーブル席がいくつかあり、20名ちょい収容できそうな空間です。

ランチ限定のミックスプレートは、定番の洋食メニューの中から2種好きなものをチョイスし合い盛りスタイル。どれもかなり魅力的なメニューで絞りきれなかったため、570円の追加料金を支払い3種類のミックスプレートにアップグレードし、ハンバーグ、カニクリームコロッケ、オムレツをお願いしました。

ゲストはおそらく近くで働いている方々や近隣お住まいのマダムが多い中、私は関係なく酒を飲みます。エビスの生ビールが600円を切るという破格。

セットでついてくるスープはコンソメスープでしょうか。セットのスープとしては普通に美味しいのですが、30℃を超える日のランチにはちょっとヘヴィ。

調理はワンオペながらも10分ほどとスピーディ。同じくワンオペで調理している洋食屋「えいすけ」との違いは果たして何が原因だったのであろうと思わず回想してしまう。

圧巻。別々の皿にそれぞれ盛り付ければメインと捉えても良さそうなボリュームであり、この1皿で2,000円を切るなんて信じがたい。

ハンバーグは合い挽きでしょうか、肉肉しさは強くないもののわさびを用いたオリジナルソースとの相性がグッド。

名物のカニクリームコロッケの衣はつけたてなのか非常にサクサクしており軽やかでありカニの身たっぷり。私は洋食屋に行くと好んでカニクリームコロッケを注文するのですがトップ5に入る味わいです。

オムライスは先の2品があまりにも美味しく、それに比べるとやや印象に欠けてしまいましたが、こちらも並の洋食屋をゆうに超えるクオリティです。

これはと思い勢い余って追加。ティラミスとバナナのアイスクリームを。予想通りこちらまで抜かりなく美味しい。

以上、ひとり3,000円と高く見えますが、昼から酒を飲み、色々と追加した結果であるため、通常の利用であれば前述した1,500円ほど。ディナータイムはアラカルトはもちろんコース料理のご用意もありそちらも大変気になるところ。何かしらの予定で近くに訪れる際はもちろん、私がもし電車移動で30分圏内で来れる地域に住んでいるのであれば頻繁お邪魔しちゃうと思います。越谷の奇跡。

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