上野御徒町中央通り沿い、ピークタイムは当たり前に20人以上の行列を成しているとんかつ山家(やまべ)。すぐちかくに上野店もありそうですが、本店は(？)こちらとのこと。
私は思い切り時間をずらし、平日の14時半前にお邪魔しました。予想が的中。店の外に列はなかったものの店内のウェイティングスペースでほんの少しだけ待ちました。
並びや食材の関係で多少変動するのでしょうが、私が訪れた日のラストオーダーは14時半前後、確実に訪れたい場合は14時過ぎにお邪魔するのが良さそうです。
行列するのも納得。使用しているのは銘柄豚ではないもののロースカツ定食がなんと850円。都内の専門店であれば2,000円を超えるお店がザラである令和においてこの価格設定はチョイとバグ。
待機中にオーダーを聞かれるので、座席に案内されてからはわりと待たずに料理が提供されます。私は、上ロース定食にエビフライをトッピング。
1本300円ほどのエビフライはやや貧弱。サイズがやや小さいうえに味わいもイマイチ。わざわざ当店で注文する必要はなさそうです。
メインの上ロースは200g近いんじゃないかというなかなかのボリューム。断面は流行りのロゼ色ではなくわりとしっかり目の火入れてます。
パサつきなどは一切ないのものの、やはり旨みや味わいの奥行き、余韻は銘柄豚には及ばない。もちろん価格を考えれば当たり前の事ですが、このところトンカツ屋に多く訪れていたこともあり余計に、差を感じ少し物足りなく思ってしまいました。
米や味噌汁などは一般的な定食屋さんのそれですが、ボリュームたっぷりで成人男性でも満足できます。
以上、上ロースのほうにしたりエビフライを追加したりで1,500円ほど。なんだかんだ言いましたがこれは安い。1,500円のランチと考えれば十分にアリなディール。
スタンダードメニューの「ロースカツ定食」は1,000円を切るので、トンカツとご飯を腹一杯みたいな食べ方が当店のベストの利用法かもしれません。軒先に行列がないときにぜひ。
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